はまります、もぐさの香り
鍼灸日記
「最近タクシーがなかなかつかまらない」とその人は言う。
先日の夕方のこと。タクシーを呼んでほしいと言われたので、来てもらったことのある
タクシー会社2社に電話。
が、つながらない。かけ続けること10数分…。
ようやくつながった!と思ったら、少しして
「呼び出しましたが、混んでまして1台もありません」と言われ、絶句…。
だが、気を取り直して別のタクシー会社へ連絡するも全然つながらない…。
夕方だし、困ったな~と思っていたら、偶然にも前の道路に信号待ちで止まっていたタクシーを発見。
なんとか事なきを得た。
タクシーがなかなかつかまらないって本当だった。
さて、この前、当院にやって来た外国出身の女の子がドアを開けた瞬間、
「何?この香り!リラックスする!!眠くなるような、酔っぱらう?みたい感じ」と、
もぐさの香りを初めて体験してこんなことを言っていた。
以前もブログに書いたが、もぐさの原料は植物のヨモギである。
お灸に欠かせないもぐさだが、様々な事情からもぐさの使用量が減っているという。
その一つには、お灸の種類によっては煙がけっこう出るので、マンションの一室や商店街の中で
開業されている鍼灸院では制約があるためだ。
幸いにも当院は煙の量が多めの棒灸や灸頭鍼ができる環境にある。
先日もある業者の人から「相変わらずええ匂いさせてますね~」と言われたので、
もぐさをよく使う方かもしれない。
鍼灸院という看板を掲げている以上、もぐさをもっと大事にしていきたいと思う今日この頃。